酷い肌荒れと、周囲に理解してもらえない悩み。

私は生まれつきアトピーを持っています。
喘息と酷いアトピーの繰り返しで幼少期から入退院を繰り返してきました。
他の子と同じように学校へ行き、遊べる程度に回復した時は嬉しくて仕方ありませんでした。

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しかし、プールの塩素やグラウンドの砂埃。
特に風がきつい日は砂埃で皮膚状態が悪化するため、いくら健康でも体育は見学でした。
プールにおいても塩素と肌の兼ね合いで見学をすることが多かったです。

やがてそんな私を見た男子生徒が「ズルい。」「ズル休みしている。」「仮病だ。」と言うようになり。
親と担任の先生を交えての懇談を経て私のアトピーの話を皆にすることになりました。
それ以降男子から言われることがなくなると思っていたら大間違い。
今度は皮膚に関して「きたない。」「半漁人。」と悪口を言われるように。

辛かった小学生の頃。
入院の繰り返しもそうですし、自由に体育の授業が受けられないジレンマ。
それに加えて男子生徒からの心無い悪口。
しかし、私は頑張って耐えてきました。
やがて中学に上がる頃にはうるさかった男子生徒も言うことがなくなり。
歳を重ねると共に人の肌のことを笑ってはいけないと周囲も成長を見せてくれました。
今でも潰瘍は少し残っています。
誰かに言われることがなくなってからも、周囲の目を気にしてスキンケアは継続しています。