お肌のシミ・そばかすに悩まされている方も多くいらっしゃると思います。
私もその中のひとりで、小学生の時から頬にポツポツとそばかすがありました。今思えば、日焼け止めもつけず、よく外で遊びまわっていたからかな?と思います。
大人になり、化粧をするようになって、ファンデーションを重ねても隠せないシミ・そばかすが気になって、いわゆる美白化粧品とうたわれるものを複数試してきました。
後々メカニズムを調べて分かったことですが、美白化粧品の多くは「シミ・そばかすを消す、薄くする」というよりも「新しくシミ・そばかすが作られるのを防ぐ」という効果のほうが高いそうです。実際にシミが薄くなったという結果もあるそうですが、目に見えてすごく薄くなったり、なくなったりするということはなかなかすぐには難しいようです。
私はその現実を受け入れつつも、やはりシミ・そばかすが気になり、ついに就職後の初ボーナスを叩いて美容医療に手を出しました。
美容クリニックの施術は化粧品よりも即効性がありますが、選択した施術によっては傷跡やアザが残ってしまい、数日から数週間の間、見た目に支障が出てしまいます。
私は数週間、その期間を耐えればこのシミ・そばかすからお別れできるのなら容易いと考え、施術を選択しました。
結果的に傷にはなりましたが、シミもそばかすも消えました。
傷が治れば、あの悩まされた茶色い斑点たちが消えていて、感動しました。化粧品よりも値段は高いですし、痛みもありましたし、職場で傷の心配されたりと不便はありましたが大満足でした。
しかし、半年経ったところで薄く、見覚えのあるものが頬に浮かんできたのです。
施術後は日焼け止め、美白ケアを徹底していたにも関わらず、明らかに再発していたのです。
私はすぐ美容皮膚クリニックに駆け込み、先生に泣きつきました。
先生によれば、遺伝性のシミやそばかすは、レーザーや光治療で一時的には薄くなっても再
発してしまうそうです。
そういえば私の母も祖母も、色白でシミやそばかすにずっと悩まされていたのを思い出しました。ということはこの先、どんな治療をしても、どんな化粧品を使っても、完全にシミ・そばかすが消えることはないということです。
それからはいかに自然に隠せるか、コンシーラーやコントロールカラー探しにシフトし、日々肌悩みに立ち向かっています。