歳をとるにつれどうしても誤魔化しがきかなくなるのが顔のたるみです。
外に出れば人と話をする時必ず顔は見ますから。
歳と共に姿勢が悪くなるのと同じ様に、顔の皮膚も重力に逆らえず下に引っ張られたるみは生じますが、もう一つ意識しなければならないのがむくみです。特に目の下のたるみはむくみも大きな原因です。
体の老廃物は静脈とリンパによって運ばれますが、静脈の場合心臓の力で常に流れていますが、リンパは自ら流れるすべを持っていません。リンパは皮膚とその下の筋肉の動きによって流されるのです。他力本願ですね。
なので表情が硬かったり無表情の人は顔の筋肉を使わないので上手くリンパが流れず顔の上でむくみを生じやすくなります。顔の筋肉を常に使う、そう表情豊かで常に笑顔の人はそうでない人に比べ顔のたるみが目立ちにくくより若く見られます。
例えばPCの画面を見て仕事に集中している人は顔に力が入っていないので普段より歳を取って見える事が多いですが、そんな人でも顔を合わせて話をしていると明らかにPCに向かって作業をしている時より若く見えます。顔に力が入らず皮膚が下にたるんでいる時と、笑顔で口角が上がっている時ではたるみも異なるわけです。顔の筋肉を鍛える意味でも笑顔はたるみ、むくみ対策にはとても大切な事なんですね。